Sr.ルカの独り言:11月の「マリア論オンライン講座」を終えて

11月、何となく怒涛のように

いろいろな仕事をいただきました。

それも、昨日の「マリア論オンライン講座」で一息。


今日から、新しい典礼暦。

「さあ、始めよう!」(アシジの聖フランシスコの、死の直前の言葉)


昨日の講話の前半「典礼暦」の話しは、

急きょ予定変更して準備しました。


東京の典礼音楽研究所『聖グレゴリオの家』で

お話しさせていただいたことや、

皆さんからの質問からヒントを得て、

またわたし自身、You tubeで東方教会の霊性の話を聞く中で、

すでにいただいている宝(教会の伝統の実りである典礼)に感謝して

それを味わい、生きる態度が必要だと感じたからです。


後半の、Rabbi Jonathan Sacks師に捧げた話も

予定変更で入れました(つまり昨日の話はすべて予定外)。


話すつもりではなかった、黒人の男の子の話を

いい加減な記憶でお話ししてしまったので、

次回、Sacks師の言葉で、皆さんと一緒に聞きたいと思います。

あのエピソードは、Sacks師が、

安息日の聖書の箇所を解説する中で話しているものです。


そう言えば、Sacks師は、

彼のチームが、困難、問題が起きたとき、

先ず何をするか、について書いていました。


問題を分析する前に、

みなで集まり、聖書を読み、

聖書の中で似たような例を見つけ、

その時、どうしたか、神は何を望んだか、について

考えるそうです。


その中で、自分たちの問題を見る。

つまり、「わたしたちの目」からではなく

「神の目」から、問題を見る。


そのようにして、毎週の聖書解説の中で、

彼は、実際のエピソードを紹介し、

そのエピソードを、聖書の中のエピソードと結びつけて語っています。


み言葉に深く親しんでいなければ、出来ないことです。


***

明日、月曜日から、また、日々いただく務めの中に

三位一体の神のいつくしみを感謝しながら

モザイクの小さな一片一片を造っていきたいと思います。


祈りつつ

Sr.ルカ 岡立子

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