Sr.ルカの独り言:大げさな話…(2021年2月7日)
すご~く大げさなので、笑ってください、と
先に言っておきます。
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「命を削る」思いで、オンライン講座を準備しています。
やっぱり大げさですね。でも本当です。
考え、原稿を書き、資料を作り、
読む練習をして、また直して…本番。
本番が終わったらまた、考え、原稿を書き…。
私が今まで受け取ってきた宝は
あまりに大きい
その宝のすべてを
こぼれ落ちることなく伝えたいという
大それた思い
思いに沿わない私の力…
何しろ「器」である私が
貧しすぎる…
それでも何とか原稿を仕上げたと思ったら
今読んでいる本、教皇メッセージ、伝統の声…が
突然、私の中で化学反応のように結びついて
また書き直し…
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教皇庁立国際マリアン・アカデミー(PAMI)から
「マリア論オンライン講座」日本語版を始めないかと促され
「まず、やってみよう!」と決心をしたときから、
出来れば2~3年続けたいな~、と何となく思っていました。
でもこんな調子で大丈夫かな…
一年で力尽き果てるかも…
この「もろい土の器」に
主は何をお望みなのでしょうか…
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イエスのたとえ話を思い出します。
富を蓄えて、一生遊んで暮らそうと思っている
「愚かな金持ち」に
神は言います、
「愚かな者よ、今夜、お前の命は取り上げられる。
お前が用意したものは、一体誰のものになるのか」。
私の耳に、イエスさまの声が聞こえてきます、
「愚かな者よ、
地上で宝をたくさんいただいたのに、
人に分け与えることをせず、
自分のためだけにため込んで、
いったい何になるのか。
いただいた宝を
神の国のために使わない者はこうなるのだ」
(ルカ福音書12・13-21のSr.ルカ・バージョン)。
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私は、「タラントン」のたとえ話(マタ25・14-30)で、
「二タラントン」受け取って、
他に「二タラントン」もうけた人の話が好きです。
「五タラントン」受け取った人ほどの才能はなかったかもしれません。
でも「なんで私は二タラントンしかもらえないの~?」などと言わず
いただいたもので商売し、他に二タラントンもうけて
四タラントンにしました。
十タラントンになった人に比べれば
半分以下だから、あまりぱっとしないかもしれません。
それでも主人は(イエスさまは)
同じ言葉でこの僕をほめてくださいました。
「よくやった。良い忠実な僕だ。
お前は僅かなものに忠実だったから、多くのものを任せよう。
主人の祝宴に入りなさい」(25・21)。
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主よ、あなたの貧しくもろい「土の器」を顧みてください。
私の弱さの中に、あなたの強さが輝き出ますように。
人々がそれを見て、あなたを賛美しますように。
「オンライン講座」の「友人たち」の祈り、励ましに支えられて
一回一回、時にヨレヨレになりながらも続けています。
マリアと共に主を賛美しながら
共に信仰の旅を歩んでいきましょう!
ちょっと本音の「独り言」
ここまで読んでくださってありがとうございます!
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