Sr.ルカの独り言:大げさな話…(2021年2月7日)

すご~く大げさなので、笑ってください、と

先に言っておきます。


***

「命を削る」思いで、オンライン講座を準備しています。


やっぱり大げさですね。でも本当です。


考え、原稿を書き、資料を作り、

読む練習をして、また直して…本番。


本番が終わったらまた、考え、原稿を書き…。


私が今まで受け取ってきた宝は

あまりに大きい


その宝のすべてを

こぼれ落ちることなく伝えたいという

大それた思い


思いに沿わない私の力…


何しろ「器」である私が

貧しすぎる…


それでも何とか原稿を仕上げたと思ったら

今読んでいる本、教皇メッセージ、伝統の声…が

突然、私の中で化学反応のように結びついて

また書き直し…


***

教皇庁立国際マリアン・アカデミー(PAMI)から

「マリア論オンライン講座」日本語版を始めないかと促され

「まず、やってみよう!」と決心をしたときから、

出来れば2~3年続けたいな~、と何となく思っていました。


でもこんな調子で大丈夫かな…

一年で力尽き果てるかも…


この「もろい土の器」に

主は何をお望みなのでしょうか…


***

イエスのたとえ話を思い出します。


富を蓄えて、一生遊んで暮らそうと思っている

「愚かな金持ち」に

神は言います、


「愚かな者よ、今夜、お前の命は取り上げられる。

お前が用意したものは、一体誰のものになるのか」。


私の耳に、イエスさまの声が聞こえてきます、


「愚かな者よ、

地上で宝をたくさんいただいたのに、

人に分け与えることをせず、

自分のためだけにため込んで、

いったい何になるのか。


いただいた宝を

神の国のために使わない者はこうなるのだ」

(ルカ福音書12・13-21のSr.ルカ・バージョン)。


***

私は、「タラントン」のたとえ話(マタ25・14-30)で、

「二タラントン」受け取って、

他に「二タラントン」もうけた人の話が好きです。


「五タラントン」受け取った人ほどの才能はなかったかもしれません。

でも「なんで私は二タラントンしかもらえないの~?」などと言わず

いただいたもので商売し、他に二タラントンもうけて

四タラントンにしました。


十タラントンになった人に比べれば

半分以下だから、あまりぱっとしないかもしれません。


それでも主人は(イエスさまは)

同じ言葉でこの僕をほめてくださいました。


「よくやった。良い忠実な僕だ。

お前は僅かなものに忠実だったから、多くのものを任せよう。

主人の祝宴に入りなさい」(25・21)。


***

主よ、あなたの貧しくもろい「土の器」を顧みてください。

私の弱さの中に、あなたの強さが輝き出ますように。

人々がそれを見て、あなたを賛美しますように。


「オンライン講座」の「友人たち」の祈り、励ましに支えられて

一回一回、時にヨレヨレになりながらも続けています。


マリアと共に主を賛美しながら

共に信仰の旅を歩んでいきましょう!


ちょっと本音の「独り言」

ここまで読んでくださってありがとうございます!

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