Sr.ルカの[導入的]独り言:一般謁見(2021年2月10日):日々の生活の中で祈る

特別な祈りの時:

 聖書と共に祈る(第22回)

 典礼の中で祈る(第23回)

そこから「日々の生活」へ(第24回)


***

祈りは神との対話です、と教皇はおっしゃいます。

ですから、祈りのうちに、

日々のすべてのことがら、人々との出会いが

神との対話の中に取り込まれます。


日々の生活のあらゆる状況の中で祈るとき、

祈りは「今日」を恵みに変える、

いやむしろ「私たちを変えます」。

祈りを通して、私たちの中に恵みが生き、働くからです。


***

イエスとの出会いは、

私たちを変えずにはいません。


この「主との出会いの場」が祈りです。

それは、特別なとき、聖書、典礼から流れ出て

日々の生活の中に注がれます。


道を歩きながら、仕事をしながら、

人々に寄り添いながら…


祈りは私たちの日々を

絶え間ない、主との出会いの場とします。


***

主との出会いから

主との対話が始まります。


私たちが苦しくて、疲れ果てて、言葉にならないときも

主は私たちの心を知っています。

心を開くだけで、

「私をあわれんでください」と繰り返すだけで、

主は私たちに会いに来て、

私たちに触れ、抱きしめてくださいます。

放蕩息子のたとえ話の父親のように(ルカ15・11-32参照)。


教皇フランシスコの言葉を聞きましょう。

こちらから



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