Sr.ルカの[導入的]独り言:一般謁見(2021年2月10日):日々の生活の中で祈る
特別な祈りの時:
聖書と共に祈る(第22回)
典礼の中で祈る(第23回)
そこから「日々の生活」へ(第24回)
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祈りは神との対話です、と教皇はおっしゃいます。
ですから、祈りのうちに、
日々のすべてのことがら、人々との出会いが
神との対話の中に取り込まれます。
日々の生活のあらゆる状況の中で祈るとき、
祈りは「今日」を恵みに変える、
いやむしろ「私たちを変えます」。
祈りを通して、私たちの中に恵みが生き、働くからです。
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イエスとの出会いは、
私たちを変えずにはいません。
この「主との出会いの場」が祈りです。
それは、特別なとき、聖書、典礼から流れ出て
日々の生活の中に注がれます。
道を歩きながら、仕事をしながら、
人々に寄り添いながら…
祈りは私たちの日々を
絶え間ない、主との出会いの場とします。
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主との出会いから
主との対話が始まります。
私たちが苦しくて、疲れ果てて、言葉にならないときも
主は私たちの心を知っています。
心を開くだけで、
「私をあわれんでください」と繰り返すだけで、
主は私たちに会いに来て、
私たちに触れ、抱きしめてくださいます。
放蕩息子のたとえ話の父親のように(ルカ15・11-32参照)。
教皇フランシスコの言葉を聞きましょう。
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